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千趣会、中国内陸部の検品体制を強化

2010年7月5日 (月)

拠点・施設千趣会は2日、100%子会社の千趣会香港有限公司が所有するラックイン・サミット・チャイナの株式の一部を、ジーエフの子会社である「香港GF LIMITED」へ譲渡したと発表した。譲渡に伴い、ラックイン・サミット・チャイナは社名を「ラックイン・ジーエフ・チャイナ」に変更した。

 

ラックインは、2003年8月の設立以降、千趣会など小売業の商品の検品を受託する検品センターを中国沿岸部の上海・深セン・青島で運営してきたが、小売業が商材調達地を中国沿岸部から内陸方面に移転させる傾向が加速してきたため、検品需要も内陸方面で高まっている。

 

こうしたニーズに対応するため、中国での検品センター運営でノウハウを持つジーエフと連携し、事業強化を図るもの。株式譲渡後の持ち株比率は、千趣会香港が51%、香港GFが30%、山九19%となる。