荷主米小売大手ウォルマートは4日、同社アプリとEC(電子商取引)サイト「Walmart.com」で、店舗内レストランの料理を注文できる即時配送サービスを始めると発表した。第1弾として、米サンドイッチチェーンのサブウェイを対象に、対象地域で最短30分の配送に対応する。食料品や日用品と同じカートに入れて注文でき、ウォルマートのエクスプレス配送でまとめて届ける。

(出所:ウォルマート)
ウォルマートがエクスプレス配送にレストラン商品を組み込むのは初めて。これまで同社は食料品、日用品、衣料品、処方薬などをアプリ上で扱ってきたが、外食メニューを加えることで、日常的な買い物と食事需要を一体化する。配送手数料はウォルマートのエクスプレス配送の定額制とし、サブウェイの商品価格は店頭メニューと同水準にする。
サブウェイはウォルマート店内で最大のレストランテナントで、両社の関係は2004年に始まった。取り組みでは、対象地域の利用者がウォルマートアプリやECサイト上でサブウェイのメニューを閲覧し、具材などを個別に指定して注文できる。サンドイッチ単独の注文に加え、食料品や家庭用品と同時に購入することも可能だ。
サービスはコネティカット、フロリダ、ジョージア、オハイオ、ペンシルベニア、テキサスの一部店舗で開始した。夏の終わりまでに1400拠点へ拡大する計画。対象地域の顧客には、登録住所に基づいてアプリやECサイト上にサブウェイ注文の選択肢が表示される。
小売業では、既存店舗を起点に食品、日用品、外食を短時間で届けるラストワンマイル競争が強まっている。ウォルマートは店舗網と配送基盤を活用し、店内テナントの商品までアプリ上に取り込むことで、1回の注文で複数の生活需要に対応する仕組みを広げる。
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