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メルセデスベンツT「eActros」低床仕様を投入

2026年6月10日 (水)

国際メルセデス・ベンツ・トラック(ドイツ)は9日、9月に開催される「IAAトランスポーテーション2026」において、電動化や水素活用を中心とした次世代商用車戦略を発表すると明らかにした。重点施策として、大量輸送向けの新型電動トラック「eActros Lowliner」の投入や水素燃料電池トラック「NextGenH2 Truck」の展開を進める。

(出所:メルセデス・ベンツ・トラック)

新たに発表したeActros Lowlinerは、容積重視の長距離輸送向けに開発したバッテリー電動トラック。低いカプラー高により大型トレーラーの積載スペースを最大化できるのが特徴だ。バッテリーは207キロワット時のパックを2基または3基搭載し、総容量は414キロワット時または621キロワット時。621キロワット時仕様では40トン総重量条件で500キロの航続距離を実現する。26年第3四半期に受注を開始し、27年第2四半期から生産を開始する予定。

また、水素燃料電池車「NextGenH2 Truck」については、26年末から100台をドイツの顧客向けに順次投入する計画を公表した。物流企業ダッハザーが最初の導入企業となり、カールスルーエの物流拠点を拠点に長距離輸送で活用。液化水素を使用することで、1回の補給で1000キロを超える航続距離を実現する。

このほか、同社は交差点での事故防止や被害軽減を目的とした2種類の新たな安全機能も公開する。メルセデス・ベンツ・トラックは、バッテリー電動車と水素燃料電池車の両技術を展開し、脱炭素化が進む物流業界の多様な輸送ニーズに対応していく。

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