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ギークプラス、トヨタ工場にAMR400台超導入

2026年6月10日 (水)

サービス・商品ギークプラス(東京都渋谷区)は10日、トヨタ自動車の複数工場に搬送型AMR(自律走行搬送ロボット)を導入したと発表した。現在、トヨタの工場では同社製の搬送型AMRが合計400台強稼働しており、1システムあたり最大200台規模で運用されている。入庫からピッキング、加工エリアまでの工程間搬送の無人化を支援する。

(出所:ギークプラス)

製造業では人口減少に伴う労働力不足に加え、トラックドライバーの労働時間規制への対応が課題となっている。トヨタでも工場内物流の自動化と効率化を進めており、柔軟なオペレーション構築が可能なシステム設計や、現場スタッフの負荷を軽減できる点を踏まえ、ギークプラスの搬送型AMRを採用した。

導入したのは、工程間搬送向けのムービングロボット「MP1000R」。従来は人が担っていた搬送業務をAMRが代替することで、省人化や生産性向上につなげる。あわせて、フォークリフトや牽引車が工場内で交錯するリスクを低減し、安全な作業環境づくりにも寄与する。

AMRは走行データを蓄積できるため、工場内で在庫がどのように動いているかを可視化する効果も見込まれる。工程間搬送は生産ラインと保管・ピッキング工程をつなぐ領域で、滞留や搬送遅れが生産効率に影響しやすい。多数台のAMRを用いた運用は、工場内物流を人手中心からデータに基づく自動搬送へ移行する取り組みといえる。

ギークプラスは今後、AMRやAGV(無人搬送車)の導入に加え、保全教育や運用ノウハウの共有を通じ、現場が自動化設備を安全かつ効果的に使えるよう支援する。トヨタの工場内物流の標準化に向けた取り組みも支える方針だ。

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