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名村造船所、3.4万トン型のシリーズ10番船竣工

2015年3月10日 (火)

荷主名村造船所、3.4万トン型のシリーズ10番船竣工名村造船所は9日、3万4000トン型ばら積み運搬船「CORESKY OL雲海」を竣工したと発表した。

同社グループの函館どつくと共同開発したシリーズの10番船として建造したもので、伊万里事業所(佐賀県)で同日、命名竣工式を行った。式典後、北米に向けて処女航海の途に就いた。

この船は穀物、石炭、鉄製品、ログなどを運搬するバルクキャリアで、浅喫水船をコンセプトとしながら高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した。

独自開発の「名村フローコントロールフィン」(NCF)と舵付きフィンを装備し、推進性能の向上を図るとともに、電子制御式の主機関を採用して燃料消費量の低減を図った。

■主要目
全長:179.96メートル
幅(型):30メートル
夏季満載喫水(型):9.8メートル
総トン数:2万1561総トン
載貨重量:3万4302重量トン
主機関:MAN B&W 6S46ME-B8.3(1基)
定員:24人
船級:日本海事協会、(NK)&(CR)、CR Classification DualClass、Society
船籍:パナマ