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日本郵船、海上勤務特定職の日本人採用を開始

2015年3月12日 (木)

ロジスティクス日本郵船、海上勤務特定職の日本人採用を開始日本郵船は11日、陸上勤務による転勤がなく船上でのみ勤務する海上特定職の採用を開始すると発表した。

液化天然ガス(LNG)や海洋事業など高度な技術力を必要とする分野が伸びる中、専門的な知識や経験を持った船員確保が重要な課題となっており、同社はこれまでも外国人船員の確保・育成を進めてきた。

一方で海事教育機関の充実した教育プログラムや最先端設備による研修を受けた日本人船員は「真面目でチームワークを重んじる気質」と「高度な技術力」を持つこと高く評価されており、こうした高い技術力を必要とするLNGと海洋事業分野を担う人材を確保するため、日本人による海上特定職の採用を開始することにしたもの。

同社は海上特定職について「海上勤務に特定するため海上勤務以外の転勤がなく、乗船勤務以外の生活拠点を自由に選べるなど多様な働き方の選択肢を増やし、地方の再生・活性化にも貢献できる採用形態」だと説明している。

2016年4月か10月の入社を想定、航海士と機関士をそれぞれ数人ずつ採用する。