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CRE、埼玉県で物流施設2件を新規開発

2015年3月17日 (火)

拠点・施設シーアールイー(東京都港区-)は17日、埼玉県久喜市と羽生市で大型物流施設開発用地を取得したと発表した。それぞれ「ロジスクエア久喜」「ロジスクエア羽生」と名付け、久喜市の施設は2016年6月下旬、羽生市では同年7月上旬の竣工を目指す。

ロジスクエア久喜の完成予想図

ロジスクエア久喜の完成予想図

CRE、埼玉県で物流施設2件を新規開発

ロジスクエア羽生の完成予想図

ロジスクエア久喜は2万201平方メートルの敷地に地上4階建て、計画延べ面積4万4311平方メートルの大型物流施設として開発する。5月中旬に建設工事に着手する。立地は東北自動車道久喜ICから2.6キロ、圏央道白岡菖蒲ICから2.8キロとなっている。

施設のマスタープランとして、ワンフロアが3000坪、3階部分に大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階の東西両面、3階の東面に備えるマルチテナント型施設とする。倉庫部分の基本スペックとして床荷重は1.5トン(1平方メートルあたり)、有効高さは1・2階で6メートル以上(2階の一部は5.8メートル)、3・4階で5.5メートル以上、照度は300ルクスとする。CASBEE埼玉県のAランク認証、BELS認証を取得する方針。

ロジスクエア羽生はテナントが既に確定しており、テナント企業の専用センターとして開発を進める。3万6200平方メートルの敷地に地上2階建て、計画延べ面積3万8400平方メートルの大型物流施設として開発、7月中旬に着工する。

マスタープランでは、1階低床両面バースの2階建て、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、敷地内に大型車両50台以上の待機スペースを確保することで効率的な入出庫オペレーションを実現する。

雨天時の入出庫オペレーションにも配慮し、両面バースの大庇張り出し長さを14メートル確保。倉庫部分の基本スペックとして床荷重は2トン(1平方メートルあたり)、有効高さは各階6メートル以上とし、保管効率を高める計画。東北道羽生ICから4.5キロに位置し、10分以内でアクセスできる好立地。

■ロジスクエア久喜の概要
所在地:埼玉県久喜市河原井町(久喜菖蒲工業団地内)
敷地面積:2万201.49平方メートル(6110.95坪)
用途地域:工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上4階建て
延ベ面積:4万4311.3平方メートル(1万3404.16坪)
着工:2015年5月中旬
竣工:2016年6月下旬

■ロジスクエア羽生の概要
所在地:埼玉県羽生市大字秀安
敷地面積:3万6200平方メートル(1万950坪)
用途地域:なし(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造地上2階建て
延ベ面積:3万8429.62平方メートル(1万1624.96坪)
着工:2015年7月中旬
竣工:2016年7月上旬