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商船三井、フィリピンで職員候補4期生の卒業式

2015年3月23日 (月)
▲卒業式の記念写真(出所:商船三井)

▲卒業式の記念写真(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は23日、同社の職員候補生プログラムに参加していた4期生105人が「マグサイサイ・インスティテュート・オブ・シッピング」(MIS)での座学課程を修了し、卒業式典を執り行った、と発表した。

式典では武藤光一社長が卒業生へ「海運企業にとって、安全運航は社会的責任であるとともに、極めて重要な事業基盤だ。安全運航の達成のためには、乗組員ごとの安全に対する不断の努力が不可欠であり、安全はいかなる状況下でも常に最優先されることを念頭に置き行動してほしい」と述べた。

根本正昭専務執行役員は「マニュアルやテクノロジーを過信せず、人間の五感、知恵、本能をフルに使って職務を遂行し、MISで学んだ危機を予見する能力、危機を乗り越えていくための判断力、精神力、体力、チームワークといったシーマンシップを存分に発揮して、将来遭遇するであろう困難を克服してほしい」とエールを送った。

卒業生は今後、同社の居室増設訓練船や運航船を利用した乗船訓練を経て、同社の船員として採用される。