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（出所：ヤマト運輸）
ロジスティクスヤマトホールディングスは24日、傘下のヤマト運輸とヤマトグローバルエキスプレスが高知県と包括的連携協定を締結し、同日高知県庁で締結式を行ったと発表した。
高知県とヤマトグループは、包括的連携協定を結び、県産物を素早く発送するなど、地域の活性化や県民サービスの向上に取り組む。
高知県から首都圏方面へは翌日午後からの配達だったが、ヤマトグローバルエキスプレスが早朝に集荷するトラック輸送ダイヤを設定し、ヤマト運輸のネットワークとヤマトグローバルエキスプレスの航空輸送ネットワークを連携、朝水揚げした水産物や採れたての農産物を当日の夕方に首都圏の飲食店に配達できるようにする。
（出所：ヤマトホールディングス）
このほか、昨年2月に製作した「高知家」のロゴマークを記載した「ご当地送り状」や、オリジナルBOXを利用し、観光地や特産品など高知の魅力を全国にPRする。今後は県内24か所の営業所に移住案内や観光パンフレット、高知家表札を設置し、観光促進と移住促進を県と協働で進めていく。
地域サービスの一環として、配送時に高齢者の異変に気づいた場合、関係機関に通報協力する体制を整えたり、中山間地域に設置している集落活動センターを活用したりといった、買い物弱者や地域の見守りを進める。
さらに南海地震対策に向けた対策として、合同防災訓練に参加するほか、災害時の救援物資の集配・仕分け・輸送・保管などに協力し、県内24か所の営業所で帰宅困難者への対応を行う。
