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KYB、一部セミトレーラ型車両でブレーキ利き不良に至るおそれ

2015年3月31日 (火)

行政・団体KYBは30日、同社のセミトレーラ型粉粒体運搬車の一部に搭載しているトレーラ制動装置部品「オートマチック・アジャスタ」(ASA)で、機能が損なわれてブレーキ利き不良に至るおそれがあるとして、国土交通省にサービスキャンペーンを実施すると通知した。

この現象を調査・分析した結果、同社は2000年7月(中期ブレーキ規制)以降に新規登録されたトラクタで、ブレーキ操作系を変更したが、停車時のブレーキ操作がトラクタの駐車ブレーキ・レバーで行われる場合があり、この操作を多用する場合や山道、昇り降りを頻繁に行うなど厳しい条件で使用したケースでASAに負担がかかり、機能が損なわれることがあるという。

点検・整備が行き届いている状態では耐久性が十分にあることを検証・確認したが、厳しい条件下での使用などで耐久年数のばらつきが想定されることから、該当する部品を新品に交換することにした。また、今後は3年ごとの定期交換部品に設定する。サービスキャンペーンの対象車両は10台。