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西友、生鮮食品の鮮度チェック体制を強化

2015年3月31日 (火)
▲鮮度チェックのイメージ(出所:西友)

▲鮮度チェックのイメージ(出所:西友)

フード西友は4月1日から、生鮮食品満足保証プログラムの強化策の一環として、夕刻のピーク前に「鮮度チェック隊」が生鮮食品売場の点検を行う鮮度チェックプログラムを開始する。

顧客が最も多く来店する夕刻に先立ち、鮮度チェック隊に任命された従業員が毎日15時に一斉に生鮮食品の売場を巡回、生鮮食品の品質チェックする取り組み。

これまで、生鮮食品の売場の点検は、店舗単位で実施していたが、これを徹底して生鮮食品の品質・鮮度の改善を図るため、店舗単位のチェック実施に加え、最も有効なタイミングで全店統一の方法で運用することを決めた。

各店舗の鮮度チェック隊は、「鮮度チェック中」と記した腕章をつけ、毎日15時の店内アナウンスと同時に売場を回り、萎れたりキズのついた野菜、ドリップが出てしまった肉や魚などが売場に並んでいないことを確認。販売にふさわしくない商品があった場合は、商品を売場から撤去する。

同時に、商品が整頓され充分に補充できていることや、什器や床が清掃され、顧客にとって快適な買い物環境が整っているかも確認し、問題があれば直ちに改善する。実施内容は、店長と生鮮食品売場の担当者へ報告され、今後の商品管理や売場づくりに役立てる。

同社では2014年4月から、生鮮食品カテゴリーでの品質向上を目指す生鮮食品満足保証プログラムをスタート。生鮮食品の調達、物流、店舗それぞれの鮮度管理プロセスを見直し・強化することで、14年の生鮮食品カテゴリーの売上は前年比8.1%増を達成した。

また、店頭で定期的に実施している顧客アンケートでも、食品の鮮度に対する評価が大幅に向上したという。