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飯野海運、重大事故対応訓練を実施

2013年12月5日 (木)

ロジスティクス飯野海運飯野海運は4日、重大事故を想定した対応訓練を実施したと発表した。

傘下の船舶管理会社イイノマリンサービスと合同で、11月29日に行った訓練では、イイノマリンサービスが船舶管理を行う石炭専用船「ブルーアイランド」が「東京湾中ノ瀬西方海域で内航タンカーと衝突、本船から燃料油が流出し、併せて相手船から乗組員1人が海中に転落した」ことを想定。

緊急対策本部の設置や情報収集、海上保安庁、国土交通省など模擬関係官庁などへの連絡、海上保安庁への行方不明者の捜索依頼、油回収・油濁防止対応依頼、模擬プレスリリース配信、模擬記者会見などを訓練した。

訓練後の総括では参加した関係者から、緊急対策本部からの指示の伝達手法や通信手段の確保で改善意見が出され、初期対応や本船への指示、関係先への連絡体制など議論を深め、今後のより確実な対応に向けて手順の再確認を行った。