財務・人事キムラユニティーが28日に発表した前3月期決算は、スズケン向け物流業務の開始や米・サウスカロライナ州で新倉庫が稼働開始するなどして売上高が12.1%伸びたものの、新規事業の立ち上げに伴う先行コストが想定以上に膨らみ、営業利益が10%減少した。
物流サービス事業は、新規事業所の開設や北米子会社で物流業務の本格稼動で7.6%の増収を確保したが、消費税増税の影響による物量の減少、人材不足に伴う人件費の増加で16%の減益となった。
今期は売上高473億円(前期比3.3%増)、営業利益20億円(31.5%増)。最終利益13億円(26.2%)の増収増益を見込む。物流サービス事業は米国で受注が拡大する見通し。
[キムラユニティー]2015年3月期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期 | 2014年3月期 | 増減率(%) | ||
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売上高 | 45,768 | 40,846 | 12.1% | |
営業利益 | 1,520 | 1,689 | -10.0% | |
経常利益 | 2,022 | 2,132 | -5.2% | |
当期純利益 | 1,030 | 1,226 | -16.0% |