日本郵政が8日発表した日本郵便の4-6月期決算は、売上高が6692億円(前年同期比1%増)、営業利益50億円(58.2%減)、純利益201億円(27.2%減)となった。金融受託業務の手数料収入が減少したものの、ゆうパックやEMSなどの取扱物数の増加などで売上高が64億円増加したものの、賃金単価の上昇に伴う人件費の増加や取扱量の増加に伴う費用増で営業利益70億円減少した。
財務・人事部門別では、郵便・物流事業の営業損益が30億円減の88億円の赤字、窓口事業の営業損益は39億円減の139億円となった。
[日本郵便]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 669,265 | 662,832 | 1.0% |
営業利益 | 5,033 | 12,035 | -58.2% |
経常利益 | 8,045 | 14,737 | -45.4% |
当期純利益 | 20,155 | 27,678 | -27.2% |