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日本郵船、GDFスエズ社とLNG船の定期傭船契約

2011年6月17日 (金)

ロジスティクス日本郵船は17日、GDFスエズ社(フランス・パリ)と液化天然ガス(LNG)船「グレース・アカシア」(総トン数10万341トン)の定期傭船契約を16日に締結したと発表した。期間は2012年夏から4年間。

 

GDFスエズ社が4月に実施した競争入札には世界の主要船社が参加し、同社と三井物産が連合で落札した。同船は韓国の現代重工業蔚山(ウルサン)造船所で建造され、2007年に竣工した。

 

16日にパリのGDFスエズ社本社で契約締結式が行われ、GDFスエズ社からはジャン=マリー・ドージェ副社長が、三井物産からは船舶・航空本部船舶海洋第二部小林伸之部長が、日本郵船からは長澤仁志常務経営委員が出席した。

 

GDFスエズ社と日本郵船は、LNG船「ガゼリス」の共有(郵船60%、GDFスエズ社40%)や、船舶管理会社ガズオーシャン社の合弁事業(GDFスエズ社80%、郵船20%)、「グレース・アカシア」の姉妹船「グレース・コスモス」の中期傭船などを通じて密接な関係を築いており、今回の定期傭船契約でさらに関係が強化された、としている。