

ロジスティクス日本郵船は29日、九州電力と液化天然ガス(LNG)輸送などの協力体制に関する覚書を同日締結したと発表した。
これにより、九州電力のLNG輸送の短期需要が発生した時、日本郵船のLNG船の有効活用し、効率配船による収益力向上やLNG輸送の柔軟性・機動性の向上を図る。
また、LNG供給と船舶事業の複合事業(LNGバンカリングなど)の共同実施について検討する。
覚書に加え、日本郵船は保有LNG船「グレース・バレリア」を今月から九州電力向け定期傭船に投入している。グレース・バレリアは最長11年間、豪州ウィートストーンプロジェクトをはじめとしたLNG輸送に従事する。