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物流連、物流環境大賞に日本梱包運輸倉庫

2015年5月22日 (金)

認証・表彰日本物流団体連合会(物流連)は22日、第16回物流環境大賞に日本梱包運輸倉庫を決定したと発表した。今月18日に選考委員会を開催して受賞者を決めた。6月23日に開催する通常総会で授賞式を行う。

日本梱包運輸倉庫は、次世代環境型21メートルフルトレーラーの導入・複数のモーダルシフト案件の実施など、全社的な輸送効率化への取り組みによるCO2削減が評価された。

今回は物流事業者・荷主企業・業界団体から10件の応募があり、大賞に日本梱包運輸倉庫、物流環境保全活動賞に神戸モーダルシフト推進協議会と福山通運、物流環境啓蒙賞に日本通運と日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)を、物流環境負荷軽減技術開発賞にセンコーを、物流環境特別賞にイオングローバルSCM、日本製紙・南光運輸・JR貨物、濃飛倉庫運輸・P&G滋賀工場をそれぞれ選定した。

日本梱包運輸倉では、13年11月に構造改革特別区域法の特例として長大フルトレーラ連結車による輸送効率化事業でのフルトレーラーの車長上限の緩和措置が取られたことを受け、14年2月にいすゞ自動車、浜名ワークスと共同開発した新型フルトレーラーを導入し、幹線輸送の大幅な効率化を実現。

今後3年間で100セットに増備し、全国の幹線輸送に導入することを計画しているほか、軽自動車の完成車輸送を、キャリアカーから鉄道コンテナ輸送へ転換し、タイヤの長距離輸送をトラックから鉄道に転換するなど、モーダルシフトにも積極的に取り組んだ。