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GLP、綾瀬市に物流施設完成、日本ロジテムが利用

2015年5月25日 (月)

拠点・施設GLP、綾瀬市に物流施設完成、日本ロジテムが利用グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は25日、神奈川県綾瀬市で先進的物流施設「GLP綾瀬」の竣工式を行ったと発表した。

GLP綾瀬はマルチテナント型施設として設計したが、日本ロジテムが一棟全体を利用する契約を結び、すでに5月1日から同社の専用施設として稼働している。同社は埼玉県吉見町で9月の完成を目指して開発中のBTS(ビルド・トゥ・スーツ)型物流施設「GLP吉見」への入居も決定している。

施設は3万1699平方メートルの敷地に地上5階建て、延床面積6万8642平方メートルの規模で新築された大型物流施設で、1階は両面バースで頻度の高い入出庫・搬出入に対応しており、上層階に大型車両が直接乗り入れが可能なランプウェイを備えている。

計82台のトラックバース、114台の乗用車駐車場、24台のトラック待機場を設置して、フロア面積1万2000平方メートルの大規模な倉庫スペースが特徴の汎用性の高い物流施設。

巨大地震などの大災害発生時でも物流施設としての機能を維持できるよう、免震構造、井水設備、バックアップ電源設備を採用。免震構造とプレキャストコンクリートを採用することにより、建設工事の合理化を図るとともに、耐用年数を通常倉庫の2倍となる100年に延ばした。

圏央道の海老名ICから6キロ東側に位置し、周辺は工場や倉庫が立ち並ぶ環境で労働力の確保が可能。2017年度中に施設の東側500メートルに東名高速道路の綾瀬スマートIC(仮称)が開通する。

竣工式でGLPの帖佐義之社長は「神奈川県下で6棟の施設を運営しており、開発プロジェクトはGLP座間、GLP厚木IIが現在進行中だ。これらすべてが竣工すると神奈川県下で当社が運営する物流施設の延床面積は70万平方メートルを超える規模となる」と述べた。

■施設概要
施設名称:GLP綾瀬
所在地:神奈川県綾瀬市小園771
敷地面積:31699平方メートル
延床面積:68642平方メートル
着工:2014年2月
竣工:2015年4月