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住友大阪セメント、原料貯蔵サイロで事故、1人死亡

2015年5月26日 (火)

事件・事故住友大阪セメントは26日、赤穂工場(兵庫県赤穂市)で協力会社の従業員が原料を貯蔵するサイロ内部の清掃作業中に事故で死亡したと発表した。

同社によると、25日16時15分ごろ、同工場でサイロ内部の清掃作業を行うために作業用重機に乗り込んでいた協力会社の従業員が、「何らかの原因」で原料内にできたくぼみに重機が転倒したことで巻き込まれる事故が発生。従業員は消防に救出されたが、病院へ搬送された後、死亡した。

事故の発生した原料貯蔵用サイロは、赤穂工場のNo.3キルン系統内の設備で、同系統は定期修理中のため操業を停止し、整備作業を行っていた。

現地では労働基準監督署による現場検証が行われている。同社は「全容解明に向け最大限協力するとともに、併せて再発防止に万全を期す」としている。