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日機装、深紫外線LEDの量産・出荷を開始

2015年6月5日 (金)

荷主日機装は5日、高出力で長寿命が特徴の深紫外線LEDの量産・出荷を5月から開始したと発表した。

新たに量産出荷を開始したのは、中心波長が300ナノメートル、285ナノメートル、265ナノメートルの3つの波長帯で、3.5ミリ×3.5ミリのセラミックパッケージにチップ搭載された表面実装(SMD)タイプ2)。

350ミリアンペア駆動時の光出力は、それぞれ30ミリワット、30ミリワット、12ミリワットで、従来の他社製品と比べて3倍の高光出力を達成した。

通電時の光出力の劣化率を小さく抑え、特に300ナノメートル、285ナノメートルの製品は1万時間以上(実力値は2万時間)の製品寿命となっている。

今回の深紫外線LEDの量産品は、石川県白山市のLED専用工場から出荷し、月産3万個からスタート、数か月以内に10万個に引き上げ、市場ニーズに対応していく。