荷主ダイヤモンドダイニングは9日、ウェディング事業をグループの第3の事業、収益の柱として育成していくため、提携先のイノベーションデザイン(東京都渋谷区)の石関太朗社長と共同出資でウェディング事業子会社を設立すると発表した。
同社はウェディング事業の運営・改善などコンサルティング業務の戦略的業務提携のため、イノベーションデザインと昨年12月にビジネスアライアンス契約を締結している。
新会社の設立により、国内外で既存事業とウェディング事業の積極的な展開を図り、業容拡大・成長につなげる。
ダイヤモンドダイニングは飲食事業、アミューズメント事業を主力事業とし、国内外で260店舗を直営で展開。飲食事業は首都圏・関西圏でドミナント出店をベースとしたマルチブランド戦略をとり、206店舗を運営している。海外では米国ハワイ州でレストラン&バーを2店舗、シンガポールでラーメン店など5店舗を直営展開している。
また、アミューズメント事業は「BAGUS」ブランドでダーツバー、ラウンジなどを主に首都圏・関西圏、福岡に47店舗直営展開し、「BAGUS」ブランドで国内店舗展開に注力。昨年12月に米デラウェア州の子会社を通じてダイヤモンドウェディング社を設立し、KNGコーポレーションからハワイウェディング事業を取得、ウェディング事業に参入した。