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TDB調べ、運輸業の電力削減、全業種平均下回る

2011年7月5日 (火)

話題帝国データバンクが5日発表した「夏季の電力使用量削減に対する企業の意識調査」によると、「電力使用量を削減する」と回答した運輸・倉庫事業者は68.8%で、全業種平均の72.7%を下回っていることが分かった。

 

実施すると回答した企業のうち、15%以上を削減するとしたのは運輸・倉庫業の回答者全体の33.9%で、15%未満が11.3%、「分からない」が13.9%だった。

 

削減量が15%未満となる要因(複数回答)については、65.9%が「事務所(や店舗)のため限界がある」と回答し、「省エネ製品に切り替える余裕が無い」(33.0%)、「顧客の要望に対応するため」(24.2%)などが続いた。

 

削減方法(複数回答)としては、「節電意識の向上」(81.6%)が最も多く、次いで「設備の使用制限」(63.3%)、省エネ製品への切り替え(33.3%)が30%を超えた。

 

調査は6月20日から30日にかけて、全国2万2773社を対象に実施し、1万1032社が回答、このうち運輸・倉庫業は433社だった。