M&Aレンゴーは6日、同社が30%出資するタイコンテナーズ・グループ社(TCG)が5日付でベトナムの段ボールメーカー「アルカマックス・パッケージング(ベトナム)社」グループ3社の買収を完了したと発表した。
この買収は、TCGが1月18日付でアルカマックス社の旧オーナーであるマレーシアのゴールデン・フロンティア社と締結した売買契約に基づくもの。
買収完了により、ベトナムでの月間段ボール生産能力は700万平方メートルから月間1450万平方メートルに拡大し、既存のニューアジア・インダストリー社が拠点とするホーチミンに加え、新たにハノイでの事業拠点が加わり、ベトナムの二大都市を中心とした段ボールの供給体制が一段と充実した。
同社では「経済発展著しいベトナムで、段ボール原紙、段ボール、重包装をはじめとする包装関連事業は、ゼネラル・パッケージング・インダストリーを目指す海外戦略の重要拠点として、今後とも大いなる発展が期待される」としている。