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ASEAN経済統合にらむ

セイノーHD、タイ・サハグループと物流合弁事業

2015年6月26日 (金)

国際セイノーホールディングスは26日、サハグループとタイ、ASEAN地域を対象とした物流事業で提携し、タイに合弁会社を設立すると発表した。

年内のASEAN経済共同体(AEC)発足で域内の物流市場が拡大する見込みとなっていることから、サハグループと提携することでタイ、大メコン圏(GMS)で高品質なサービスを提供するトラック輸送企業としての地位の確立を目指す。

また、日本と同水準の物流サービスを提供できる基盤を整え、サプライチェーンのグローバル化を背景とした顧客ニーズの多様化に対応するとともに、域内の物流インフラ確立に寄与していく。

合弁会社はセイノーHDが51%、サハグループが39%を出資し、セイノーが主導して合弁事業を展開する。合弁会社の社名は「セイノーサハロジスティクス」とし、8月24日から事業を開始する。