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輸送の安全情報を公開

ヤマト運輸、14年度中の交通事故件数2.2%減少

2015年7月1日 (水)

ロジスティクスヤマト運輸は1日、運輸安全マネジメント制度に基づく輸送の安全情報を公開した。2014年度の重大事故件数は3件、重大労働災害件数はゼロで、すべての交通事故件数は前年から2.2%改善した。

14年度に同社が提出した自動車事故報告書件数は28件で、重複を含めて転覆・転落が19件と最も多く、次いで単独事故が17件あった。

また、輸送の安全に関する取り組みとしては、「こども交通安全教室」を1874回実施したほか、永年無事故表彰8199人、安全優良店表彰3281センター、2ベースを表彰した。

輸送の安全に関する投資として、車載システム導入費や永年無事故運転者表彰報奨金などに12億2780万円を投入。15年度は車載システム保守費に3億1300万円、永年無事故運転者表彰報奨金に5億7500万円など9億5910万円を計画している。

研修活動実績は、入社時研修3902人、安全指導長による添乗指導2万6166人、安全専門講師による点呼執行方法の教育1万3686人、老細胞死教育1万1617人で、このほかに全国安全大会(ドライバーコンテスト)を開催。管理者研修も8回実施した。年度中に受けた行政処分はなかった。