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オプティム、遠隔作業支援用スマートグラスを発売

2015年8月6日 (木)

サービス・商品ビジネス向けスマートフォンアプリ開発を手がけるオプティム(東京都港区)と、アイウェア型ウェアラブルデバイスを開発するテレパシージャパン(中央区)は5日、両社で実用化した遠隔作業支援専用スマートグラス「Remote Action」(リモートアクション)の販売を発表した。

リモートアクションは、オプティムの遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」(オプティマル・セカンド・サイト)と、テレパシージャパンが開発したウェアラブルデバイス「テレパシージャンパー」を組み合わせた遠隔作業支援専用のスマートグラス。

リモートアクションの利用者は、遠隔地にいる専門的知識を持ったオペレーターが現場作業者の目の前の状況を、リアルタイムの映像で確認できる。これにより、あたかも現場に専門的知識を持ったオペレーターがいるかのような状況を作り出し、きめ細かいサポートを行えるようになる。端末を一括管理する機能も提供する。

オプティム、遠隔作業支援用スマートグラスを発売

(出所:オプティム)

リモートアクションでは、カメラ映像共有のほかに音声通話(VoIP)、資料・URL送信、移動指示機能、赤ペン機能、指さし機能を備え、外光下でもはっきり見える高輝度、高解像度ディスプレイを採用したことで、屋外などのさまざまな環境で自然な画像や情報を見ることができる。

今後は物流、建設、土木、医療ICT、介護・福祉、教育ICT、金融などの現場でウェアラブルデバイスを用いた新たな働き方を提案していく。

初期費用は1社あたり20万円で、月額基本利用料は6万円。スマートグラス1台分とオペレーター1台分の利用料が含まれる。