ロジスティクス日本郵政が7日発表した4-6月期決算によると、日本郵便はゆうパックやEMSなどの取扱物数増による郵便業務収益の伸びに加え、貯金残高の増加による金融受託業務の手数料収入が増えたことで売上高が3.9%増加した。
営業損益は7割増の85億円の利益を確保したものの、郵便・物流事業の損益は77億円の損失(前年同期は88億円の損失)となった。総取扱物数は1.7%増加。郵便物が1%増となったほか、ゆうパック・ゆうメールもそれぞれ10.4%、3.7%伸ばした。
[日本郵便]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 695,291 | 669,265 | 3.9% | |
営業利益 | 8,581 | 5,033 | 77.0% | |
経常利益 | 12,625 | 8,045 | 56.9% | |
当期純利益 | 31,273 | 20,155 | 55.2% |