財務・人事日本郵政が14日発表した日本郵便の上半期(4-9月)業績は、好調な郵便・物流事業がけん引する形で「営業活動による売上」(営業収益)が前年同期実績より557億円多い1兆8875億円となったほか、営業損益は377億円改善、マイナス122億円から255億円へと上半期ベースで黒字に転換した。
郵便・物流事業は、ゆうパック・ゆうパケットの取扱数が前年同期より18.1%多い4億6700万個へと拡大したことなどを受け、営業収益(売上高)が6.3%(575億円)増の9665億円となった。
人件費・経費は増加したものの、これを上回る増収効果によって営業損益は379億円の損失だった前年同期から331億円改善し、47億円の損失とした。
■2019年3月期第2四半期
累計(億円) | 前年同期比 |
|
---|---|---|
経常収益 | 18,908 | 3.1% |
営業損益 | 255 | - |
経常損益 | 246 | - |
中間純損益 | 191 | - |