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【4-6月期】アルプス物流、主力の電子部品物流低迷

2011年7月28日 (木)
2012年3月期連結(単位:百万円)
 2012年3月期1Q2011年3月期1Q増減率
売上高16,60116,5060.6%
営業利益8921,068-16.5%
経常利益9041,035-12.7%
当期純利益414506-18.2%

M&A 

主力の電子部品物流は、海外で売上、利益を拡大したものの、国内は貨物量減少による事業効率の低下が影響し、落ち込みをカバーできなかった。セグメント業績は売上高77億1800万円(3.9%減)、営業利益5億5400万円(25.5%減)。

 

電子部品関連の包装資材、成形材料、電子デバイスの販売を行う商品販売事業では、サプライチェーンの停滞により需要が減少傾向を辿ったものの、調達と物流を一元化した電子デバイスの販売ビジネスが顧客や取扱品目を拡大し、増収となった。利益面では、仕入価格上昇の影響により「若干の減益」となった。セグメント業績は、売上高33億6700万円(17.1%増)、営業利益8900万円(4.7%減)となった。

 

消費物流は、生協の個配関連を中心に事業拡大を進めた。個人消費の低迷や、顧客の物流再編や合理化の影響によって減収となったが、利益面では効率化によって増益となった。8月に八潮物流センターをオープンし、流通加工の大型拠点として、新規・深耕拡販と事業効率の向上につなげていく。セグメント業績は、売上高が55億1500万円(1.6%減)、営業利益は2億4800万円(7.6%増)。