荷主常石造船は19日、中国のグループ会社、常石集団(舟山)造船が8万1600メトリックトン型ばら積み貨物船「XING SHENG HAI」を竣工し、船主に引き渡したと発表した。
常石造船が2004年に開発したカムサマックスバルカーで、同社グループの建造実績は今回の船舶を合わせて216隻目となる。パナマ運河を通行できる最大船型のパナマックスバルカーの積載量を7万トンから8万2000トンへ引き上げた。
■主要目
船種:8万1600MT型ばら積み貨物船カムサマックスバルカー
船名:XING SHENG HAI
長さ:229メートル
船幅:32.26メートル
深さ:200メートル
載貨重量:8万1917メトリックトン
総トン数:4万3007
主機:M.A.N. B&W 6S60ME-C8.2
航海速力:14.5ノット(常用出力)
建造工場:常石集団(舟山)造船