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常石造船、シリーズ221隻目の8.2万トン型貨物船竣工

2015年6月11日 (木)

荷主常石造船、シリーズ221隻目の8.2万トン型貨物船竣工常石造船はこのほど、フィリピンのグループ会社「ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ」で8万1600メトリックトン型ばら積み貨物船「JAG ARNAV」を竣工し、船主に引き渡した。

JAG ARNAVは、常石造船が2004年に開発したカムサマックスバルカーで、2005年に常石工場で1番船を竣工して以来、グループ累計で建造211隻目となる。

パナマ運河で通行可能な最大船型のパナマックスバルカーの積載量を8万2000トンに引き上げ、輸送効率を高めた船型で、カムサマックスバルカーの命名は、船の長さをボーキサイトの主要積出港のギニア・カムサール港の入港制限に対応する229メートルとしたことに由来している。