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現地フォワーダーと合弁会社設立

SBS、フィリピンでコンテナ輸送事業を開始

2015年8月24日 (月)

ロジスティクスSBSホールディングスは24日、フィリピンで現地フォワーダーと合弁会社を設立し、コンテナ輸送事業を開始したと発表した。

デ・グズマングループ傘下で同国の有力なフォワーダーであるスカイ・フレイト・フォワーダーズ社と合弁会社「SBSロジスティクス・フィリピンズ」を設立し、同日からコンテナ輸送(ドレージ)事業を開始したもの。

合弁パートナーのスカイ・フレイト社は1966年に設立され、主力のフォワーディングのほか、同国内で輸配送、倉庫事業を展開。銀行、外食、不動産などの企業48社と企業グループを形成している。

SBSロジスティクス・フィリピンズはSBSグループのアジア地域統括会社「SBSロジスティクス・ホールディングス・シンガポール」が60%を出資して6月8日付で設立。

まずはスカイ・フレイト社が外注している月間500本以上のコンテナ輸送を受託し、ルソン島マニラ港を中心に事業を開始する。立ち上げには、SBSグループがシンガポールで展開するドレージ事業のノウハウを投入し、品質や効率の向上を図る。

内需の拡大が見込まれるフィリピンでは、コンテナ輸入数量が輸出の3倍と大きくSBSHDでは合弁会社を通じてこうした輸送需要やスカイ・フレイト社の物流需要を取り込み、海外事業の拡大を図る。