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郡山市、除去土壌の集約輸送へ積込場4か所整備

2015年8月26日 (水)

行政・団体福島県郡山市は25日、除去土壌を効率的に集約して輸送するための拠点となる積込場を市内4か所に整備すると発表した。

同市では、除染で発生した除去土壌の7割を現場保管しているが、中間貯蔵施設への本格輸送を前に、積込場を拠点とした搬出・輸送方法を「郡山方式」と名付けて集約・保管・輸送モデルを構築する。

同市富久山クリーンセンター(衛生処理センター)で4000平方メートル、河内埋立処分場で2万2000平方メートル、東山霊園運動場で1万平方メートル、西田埋立処分場で8000平方メートル――の4か所に積込場を整備し、合わせて70万立方メートルの除去土壌を集約する。

郡山方式では、除去土壌を地区内の比較的大きな公園などで仮囲いして土のうからフレキシブルコンテナに詰め込み、仮置き保管を行わずに積込場へ搬入し、そこから環境省が10トンダンプで中間貯蔵施設へ輸送する。地区ごとの公園では、除去土壌の搬出を終え次第、公園機能を回復させる。