ロジスティクス中長距離輸送を中心としたトラック運転手の確保難など、物流で労働力不足が深刻化していることを受け、全国通運連盟は10月8日、「物流のあり方を抜本的に見直す時期にきている」として「労働力不足に対応した物流のあり方に関するシンポジウム2015」を開催する。
昨年度のシンポジウムでは、労働力不足対策として物流事業者が労働環境を整備しつつ業界イメージを改善して労働力の確保努力を継続していくとともに、物流関連のサプライチェーン全体で共同化・省力化の推進を図ること、鉄道や船舶ではインフラ、輸送力、輸送障害時対策の強化などを促進し、よりモーダルシフトを推進していく必要性――が確認された。
今年度は、昨年度に確認した方向性について、どのような取り組みが実施されているのか、具体例を交えて報告する。また、学識経験者、行政、荷主企業、物流事業者間で今後の取り組み課題に関する意見を交換し、労働力不足対策の推進を図る。
■開催概要
日時: | 2015年10月8日(木)13時30分-17時 |
場所: | 東京都中央区銀座5-15-8(時事通信ホール) |
主催: | 全国通運連盟 |
共賛: | 日本物流団体連合会、鉄道貨物協会 |
後援: | 国土交通省 |
定員: | 300人 |
費用: | 無料 |
詳細URL: | http://www.t-renmei.or.jp/symp/index.html |
パネルディスカッション: | |
内容: | 労働力不足の現状について、雇用確保対策について、共同化・省力化対策について、商慣行の改善について |
コーディネーター: | 杉山武彦氏(成城大学教授・運輸政策研究所所長) |
■問い合わせ先
全国通運連盟 業務部 |
TEL:03-5296-1670 |