M&A日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの持株会社であるARCHION(アーチオン、東京都品川区)は6日、普通株式7億8785万5700株の売出しを実施すると発表した。売出人はダイムラートラックとトヨタ自動車で、売出株式数はそれぞれ3億9392万7900株、3億9392万7800株となる。
ARCHIONは、日野と三菱ふそうの経営統合により2026年4月1日に発足し、同日付で東京証券取引所プライム市場に上場した。統合に関する最終合意では、ダイムラートラックとトヨタがそれぞれ保有比率を発行済株式総数の25%とする方針を示していた。売出し前の持分比率は両社とも41.4%で、今回の売出しはこの方針に沿って持分を引き下げるものとなる。
同社は、今回の売出しにより東証プライム市場の上場維持基準である流通株式比率35%を上回る見込みとしている。経営の独立性を確保しながら、安定した株主基盤と資本市場からの規律を強める狙いだ。
ARCHIONは、日野と三菱ふそうの生産・販売網を基盤に、商用車分野で燃料電池などのゼロエミッション技術や自動運転領域のシナジー創出を掲げる。トヨタ、ダイムラートラックとの資本関係を残しつつ、上場会社として株主層を広げる段階に入る。
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