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日本空港ビル、JALUX、双日、資本業務提携、調達・物流など協業

2011年8月3日 (水)

ロジスティクス日本空港ビルデング、双日、JALUXの3社は3日、空港リテール事業分野などを対象とした資本業務提携を行うことに合意したと発表した。

 

日本空港ビルとJALUXは、空港リテール事業で羽田空港国内線第1ターミナルビル内の物品販売業や飲食業を中心に、共通する事業を営んでおり、両社が協働することで、羽田空港を利用する顧客へのサービス向上、ターミナルビルの安全対策の強化、両社事業の効率化・合理化が見込めると判断し、提携に合意したもの。

 

具体的には、空港店舗運営事業で顧客満足度を高めるための品揃えやサービスの向上、ターミナルビルの安全対策強化を図るほか、商品の共同仕入れ、空弁などの弁当の共同生産、取扱商品の通販・WEB販売、羽田空港周辺などの不動産分野での協業、海外展開に関する相互の経営資源・情報の共有――などを行う。

 

また、日本空港ビルと双日は、海外の有力なリテーラー、ブランド、話題性のある商品を羽田空港などで展開し、日本空港ビルが運営する中国成都空港店舗を対象に、調達・物流面で双日と協業する。

 

資本提携の内容では、日本空港ビルがJALUXの普通株式102万2000株(発行済株式総数の8%)を双日から市場外の相対取引で取得する。これにより、日本空港ビルはJALUXの第3位株主となる見込み。

 

さらに、双日は日本空港ビルの普通株式84万5000株(同1%)を日本空港ビルの第三者割当の方法による自己株式の処分により、取得する。