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デンソーW、RFIDテーブルスキャナの新製品

2015年9月10日 (木)

サービス・商品デンソーW、RFIDテーブルスキャナの新製品デンソーウェーブ(愛知県阿久比町)は10日、RFIDを用いて入出庫管理や検品作業の時間を削減する固定式UHF帯RFタグリーダライタ「RFIDテーブルスキャナUR22」を月内に発売すると発表した。

UR22は、販売中の固定式UHF帯RFタグリーダライタ「RFIDテーブルスキャナUR20」の読み取り距離を大幅に引き上げ、LANインターフェースを搭載した製品。

物流システムのネットワーク化が広がる中で、入出庫ゲートなどでRFIDを活用することにより、RFタグを読み取る作業がなくても、ゲートを通過するだけで情報を収集する軽快な運用を提案するもので、UHF帯920MHz対応の特定小電力モデルのため、免許登録が不要で導入・管理に手間がかからないというメリットがある。

LANインターフェースでネットワークに接続し、1台のPCで複数台のUR22を制御したり、1階の倉庫で使用されているUR22をLAN経由で2階の事務所のPCと接続したりといった、離れた距離から制御できるのも特徴だ。

新開発の高利得アンテナにより、通信距離は2.6メートルと長く、ゲートの上部などに設置しても足元の荷物に付けられたRFタグまで読み取ることができる。円偏波アンテナによる360度方向のRFタグ読み取りにより、RFタグの向きを気にする必要がなくなる。

通信距離は任意で変更できるため、使用環境に合わせて読ませたい範囲を調節して使用できる。