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JMU、スワイヤー系向けプラットフォーム補給船引渡し

2015年9月18日 (金)

荷主JMU、スワイヤー系向けプラットフォーム補給船引渡しジャパンマリンユナイテッドは18日、横浜事業所鶴見工場(横浜市鶴見区)で建造していたスワイヤー・パシフィック・オフショア・オペレーションズ向けプラットフォーム補給船「パシフィックグラックル」を17日に引き渡した、と発表した。

本船は広いデッキ面積と多様なタンクを装備し、必要に応じて液体・粉体・固体などの多様な貨物をリグやプラットフォームに輸送できる。

また電気推進による旋回式推進装置と船首スラスターを備え、リグやプラットフォームの傍らで位置を保持(ダイナミックポジショニング)しながら、安全に荷役を行うことが可能で、一か所が故障しても安全に位置保持可能な冗長性を持っている。

大小の発電機エンジンを組み合わせて運転することで、運航モードに適した電力供給を行うほか、二重反転プロペラを採用することで燃料消費を改善している。

■船舶の概要

主要寸法:全長84.65m×幅18m×深さ7.6m×喫水6.44m
載貨重量:4089トン
総トン数:3585
主機関:Yanmar 6EY26LW/Yanmar 6EY18LW
航海速力:12ノット
定員:48人
船級:DNV-GL
船籍:シンガポール