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JMU、4000トン型プラットフォーム補給船を引渡し

2015年3月12日 (木)
▲パシフィックゴールドフィンチ(出所:JMU)

▲パシフィックゴールドフィンチ(出所:JMU)

荷主ジャパンマリンユナイテッドは12日、横浜事業所鶴見工場で建造していたスワイヤパシフィックオフショアアペレーションズ社向けのプラットフォーム補給船「パシフィックゴールドフィンチ」を11日に引き渡したと発表した。

パシフィックゴールドフィンチは広いデッキ面積と多様なタンクを装備し、必要に応じて液体・粉体・固体の多種多様な貨物をリグやプラットフォームに輸送することができる。

また、電気推進による旋回式推進装置と船首スラスターを備え、リグやプラットフォームの傍らで位置を保持しながら安全に荷役を行うことが可能で、どこか一か所が故障しても安全に位置を保持する冗長性を持つ。

大小の発電機エンジンを組み合わせて運転することで運航モードに適した電力供給が行え、二重反転プロペラを採用することにより、燃料消費の改善にも配慮した。

■主要目
主要寸法:全長84.65メートル×幅18メートル×深さ7.6メートル×喫水6.44メートル
載貨重量:4054トン
総トン数:3585トン
主機関:Yanmar 6EY26LW/Yanmar 6EY18LW
航海速力:12ノット
定員:48人
船級:DNV-GL
船籍:シンガポール