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JMU、スワイヤーグループ向けPSVを引渡し

2015年6月1日 (月)

荷主JMU、スワイヤーグループ向けPSVを引渡しジャパンマリンユナイテッドは5月29日、横浜事業所鶴見工場(横浜市鶴見区)で建造していたスワイヤー・パシフィック・オフショア・オペレーションズ向けプラットフォーム補給船「パシフィックゴスリング」を引き渡した。

本船は広いデッキ面積と多様なタンクを装備し、必要に応じて液体・粉体・固体などの多様な貨物をリグやプラットフォームに輸送できる。

電気推進による旋回式推進装置と船首スラスターを備え、リグやプラットフォームの傍らで位置を保持(ダイナミックポジショニング)しながら、安全に荷役を行うことが可能で、一か所が故障しても安全に位置保持可能な冗長性を持っているのが特徴。

大小の発電機エンジンを組み合わせて運転することにより運航モードに適した電力供給を行うことができ、二重反転プロペラを採用することで燃料消費を改善した。

■船舶の概要
主要寸法:全長84.65m×幅180m×深さ7.60m×喫水6.44m
載貨重量:4089トン
総トン数:3585総トン
主機関:Yanmar 6EY26LW/Yanmar 6EY18LW
航海速力:12ノット
定員:48人
船級:DNV-GL
船籍:シンガポール