産業・一般東山フィルムは8日、瑞浪工場の設備を増設すると発表した。
コーティング製品の需要増に対応するため、2007年10月から瑞浪工場の操業を開始しているが、同工場は5つのコーティングラインを持つ計画で建設されており、現在は1ラインが稼働、4ラインの増設余地を残している。
同工場では主にタッチパネル用ハードコートフィルムを製造しており、スマートフォンなどのタッチパネル用部材として市場評価が良好なことから、今後の需要増加に対応するため、新たなラインの増設計画を決めたもの。
投資額は約15億円で、2012年7月に完成、同年10月から操業を開始する。この設備増設により、瑞浪工場の製造能力は約2倍になり「これまで以上に安定した供給が可能となる」としている。














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