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【4-6月期】名鉄運輸、震災による出荷減が影響

2011年8月8日 (月)
2012年3月期連結(単位:百万円)
 2012年3月期1Q2011年3月期1Q増減率
売上高20,91420,969-0.3%
営業利益753764-1.4%
経常利益7837553.7%
当期純利益325-53-

財務・人事 

東日本大震災で人的・物的な被害、東北地区のネットワーク、被災地からの出荷減など、大きな影響を受け、被災地以外で収入確保に向けた既存荷主の囲い込み強化や新規荷主の拡大に努めるなど、営業力の強化に取り組んだ。しかし、サプライチェーン寸断による出荷減や消費マインドの低下は、被災地にとどまらず全国的にも大きく影響、連結売上高は前年実績をわずかに下回る結果となった。

 

経費面では、軽油価格の上昇に伴って燃料油脂費が大幅に増加したが、人件費の抑制や運行効率化、諸経費の圧縮に努め、0.3%減の209億1400万円となり、営業利益は1.4%減の7億5300万円となった。しかし、有利子負債の圧縮による支払利息の減少などで営業外費用が前年実績から減少し、経常利益は3.7%増の7億8300万円、特別損失が3億1500万円減少したことなども寄与し、四半期純損益は3億2500万円の利益を確保することができた。