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国際航業、位置情報サービス開発向け測位モジュールを提供

2015年10月1日 (木)

サービス・商品国際航業は、今月から屋内外を問わず位置情報を取得し、さまざまな位置情報サービスの開発に利用できる「Genavis(ジェナビス)測位モジュール」の提供を開始する。

ジェナビス測位モジュールは、屋外のGPS、屋内のブルートゥース・ローエナジー(BLE)、Wi-Fi、QRコード、超広帯域無線(UWB)、自律航法など多様な測位技術に対応し、屋内外を問わず継ぎ目なく位置情報を取得するモジュールで、業務用ナビゲーションや消費者向けアプリケーションなど、現場条件に応じた測位技術を組み合わせ、位置情報サービスを開発できる。

同社はこれまで、多様な利用シーンを想定した実証実験を重ねてきており、2013年9月にはエプソン、トーヨーカネツソリューションズ(東京都江東区)、キングジム(東京都千代田区)と4社共同で、物流施設で商品ピッキング・仕分け経路の拡張現実(AR)ナビゲーションへの適用実験を実施。

ARナビゲーションと「シースルー・ヘッドマウントディスプレイ」を利用し、シースルー・ヘッドマウントディスプレイの特性を生かした作業ガイダンス表示など、物流現場向けの新しいナビゲーションを実現した。

同社は測位モジュールのリリースに合わせ、Android(アンドロイド)アプリケーション開発に利用できるソフトウェア開発キットのほか、セイコーエプソンの業務用途向けスマートヘッドセット「MOVERIO Pro」(モベリオプロ)BT-2000」専用に最適化した「ジェナビス測位モジュールforモベリオプロ」を利用できる開発キットの提供を開始する。

国際航業、「Genavis 測位モジュール」提供

▲測位モジュールのイメージ(出所:国際航業)