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インテック、クラウド型位置情報を来年1月から提供

2015年12月24日 (木)

サービス・商品ITホールディングス傘下のインテック(富山市)は24日、GPS、Wi-Fi、非可聴音(音波)、BLE(ブルートゥース・ローエナジー)など複数の位置測位技術をスマートフォンやウェブアプリケーションから扱うことができる、クラウド型の統合位置情報サービスを来年1月4日から正式に提供開始すると発表した。

同社は10月にクラウド型統合位置情報サービスのクローズドベータ版「i-LOP」を公開し、大成建設、TOA、立命館大学をパートナーとして、医師・看護師の位置把握、スピーカーを使った音波による屋内位置把握、キャンパスマップを使った屋外一表示制度の実証実験を重ねていた。

TOAとの実証では、TOA製スピーカーから発信される音波と、i-LOPの測位デバイス管理機能、スマートフォンを利用した屋内位置把握に関する実証実験をTOA東京営業所で実施した。

今後は新しい測位技術への対応など機能を拡充していくとともに、IoT・M2Mの基盤となるIoT向け共通プラットフォーム、ビッグデータ分析サービスと連携する計画で、IoT向け共通プラットフォームに蓄積されている豊富なセンサー情報やソーシャル情報と連携することで、さらに充実した加工・分析・予測サービスを提供するとしている。