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富士物流、三菱倉庫と協業、マレーシアに自動倉庫建設

2011年8月25日 (木)

ロジスティクス富士物流は25日、マレーシア現地法人の富士物流マレーシア社が同国北部の工業団地クリムハイテクパーク内で日系物流企業としては初めて、自社倉庫を建設すると発表した。

 

親会社の三菱倉庫の協力を得て、両社の協業による新拠点設置の第一弾として実施するもの。既存主要顧客の事業拡大に対応するとともに、幅広い物流サービスを実現するため、海外拠点で初めてとなる自社倉庫を建設する。

 

新倉庫は、敷地面積1万1896平方メートル、延床面積8914平方メートルで、海上コンテナ対応のドックレベラー8基を設置する。設備投資額は約6億円。

 

立地は、メーカーの生産工場が集積するマレーシア有数の工業団地内とし、保税機能を持ち電子・精密機器にも対応可能な空調設備などを備えることで、新たな需要の発掘とさらなる営業拡大に向けて取り組みを進める。

 

富士物流では「今後もグローバルネットワークの拡大と顧客へのより高品質で高度な物流サービスの提供を目指して、両社の協業を推し進めていく」としている。