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NSWが新製品、商品・在庫・顧客情報を一元化

2015年10月28日 (水)

サービス・商品日本システムウエア(NSW、東京都渋谷区)は、小売業の商品・在庫・顧客情報を一元的に管理できる統合ソリューション「リテールガジェット」の提供を開始した。

まずアパレル、雑貨などの専門店、家電、家具、ホームセンター、ドラッグストアなどの専門量販店へ導入を提案し、今年度中に飲食業向け、スーパー向けなど幅広い業態向けにソリューションを拡充していく。

新製品は本部、店舗、ネット販売、顧客管理の4システムで構成し、専門店、専門量販店経営の販売計画策定から発注・仕入、売上・在庫管理、分析、顧客管理、顧客向けサービスをカバー。業務機能は共通データベースで継ぎ目なく連携し、業務効率と品質の向上を支援する。店舗運営に必要な機能に限った導入ニーズにも対応する。

本部システムに採用した「レラシオン」はドリームゲートの専門小売店向けマーチャンダイジング(MD)システムで、計画から発注・仕入・売上の業務処理と、販売・在庫・分析までのMDサイクルを管理できる。店舗側はNSWのプラグイン・フレームワーク構造型POSパッケージ「NSWガジェットストア」と商談支援パッケージ「NSWガジェットカスタマーズ」を採用。

ネット販売システムとしては、CMS連動型ECクラウドサービスの「クレオスプラス」をセットし、導入期間の短縮、コスト削減、プロモーション強化でEC運営を支える。

顧客管理システムには、マーケティング機能に強みを持つ「NSWガジェットCRM」を充てた。また、バックエンド機能を通じてモバイルアプリ開発をサポートする「ポスモバ」は会員属性や位置情報、ビーコンと連動し、プッシュ通知やクーポン配信などでスマートフォンによる来店・購買促進に利用できる。

向こう3年間で50億円の売上を見込む。

NSW、商品・在庫・顧客情報の一元化システム

(出所:日本システムウエア)