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日本郵船、英国現地法人が英国倉庫協会環境賞

2010年7月27日 (火)

認証・表彰日本郵船は27日、英国物流現地法人NYKLogistics(UK)社が英国倉庫協会から環境賞を受賞したと発表した。

 

英国倉庫協会の環境賞は、環境面で優秀な実績を残したサード・パーティー・ロジスティックス(3PL)業者を表彰することを目的に、1年間を通して最も環境に配慮した取り組みを行った企業に贈られる。

 

今回は62社の候補から、エネルギー消費量や二酸化炭素排出量の削減率などを基準に、NYKLogistics(UK)社が唯一選ばれた。日系企業では初。

 

郵船グループでは、燃料消費量と二酸化炭素排出量の削減のため空気力学の原理を応用して設計されたティアドロップ型トレーラーやバイオディーゼル燃料の導入をいち早く進めるなど、環境イノベーションを進めており、今回の受賞は、電力消費量や二酸化炭素排出量の削減などの取り組みが高く評価されたもの。

 

NYKLogistics(UK)社では、全英の倉庫電力消費量の削減率が35%となったほか、運行車両の二酸化炭素排出量の削減率が1台あたり11%、廃棄物の削減率46%、運行車両の無駄な走行距離の削減率54%――などの実績が高評価につながった。