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ふそうEVトラックの実用テスト、運用費64%削減

2015年11月2日 (月)

サービス・商品ふそうEVトラックの実用テスト、運用費64%削減独ダイムラーは10月30日、三菱ふそうトラック・バスの電動トラック「キャンターEセル」8台を顧客にテスト用に提供し、1年間にわたる実用テストがポルトガルの顧客先で行われた結果、運用コストを64%削減する結果を得た、と発表した。環境性能の面でもディーゼル車に比べてCO2排出量が37%減少した。

ふそうEVトラックの実用テスト、運用費64%削減車両の両側には4個のリチウムイオンバッテリーバックを配置し、2個ごとにケースに収容。容量は公称値で48.4キロワットとなっている。

顧客の実用テスト用に提供されたこの8台の電動トラックは、ポルトガルのトラマガル工場で生産。昨年7月から1年間、造園工事・ゴミ収集(リスボン市)、公共施設間の荷物輸送(ポルト市)など、実際の使用環境下でテストが行われた。

キャンターEセルは、100キロ以上の走行が可能で、実際の近距離配送トラックの一日の走行距離を上回る。バッテリーの充電は、230ボルトの電圧で7時間、急速充電システムを利用する場合、1時間に短縮できるという。
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