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09年度内航輸送実績、78年以降の最低値を記録

2010年7月28日 (水)

産業・一般内航総連がまとめた2009年度の内航輸送実績によると、内航全体の輸送量は3億8700万トン・キロリットルで前年比13.4%の減少となった。

 

期中の貨物船による内航輸送量の合計は2億3400万トンで前年度に比べて13.9%減少した。油送船による輸送量も1億5300万キロリットルで12.8%減となり、ともに1978年以降で最も低い数値。品目別では鉄鋼が24.5%、原料が13.1%、雑貨が18.4%、セメントが17.1%とそれぞれ減少し、不況の影響が顕著に表れた。

 

下半期に限定してみると、内航全体では前年同期比2.6%減、油送船も8.9%減となったものの、貨物船による輸送量は自動車を中心に1.7%増と緩やかな回復に転じた。