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日通、国際海上輸送サービスを強化

2011年9月2日 (金)

ロジスティクス日本通運は2日、子会社の上海スーパーエクスプレス(SSE)が博多-上海間で運行する高速RORO船「上海スーパーエクスプレス」の増便に伴い、10月から海上輸送サービスを拡充すると発表した。

 

SSEが、秋以降春先までのピークシーズンに対応するため、新たに投入する本船「PULAU TIOMAN」は、上海港を土曜日の夜に出港、博多港に月曜日の午前に入港するもので、日本向け輸出製品の高まる高速輸送ニーズに対応する。

 

これに対応する形で、同社では博多入港当日中の貨物リリースができるサービスを提供することにした。

 

東航(上海発博多向け)は、金曜日までに上海側で申告が済んだ貨物を搭載し、土曜の夜に上海を出港、月曜の午前に博多着。入港当日に貨物をリリースし、東京・大阪などの主要都市であれば翌日の配達が可能。西航(博多発上海向け)では、12フィートコンテナを使用した一貫輸送サービス、混載サービスの国内販売拠点を拡大・増強し、増便による利便性向上を図る。